
あらすじ◆
都内カトリック系私立女子中学校の会議室。そこに集まる保護者たち。彼らは、いじめを受けて自殺した生徒の遺書に名指しされた加害者の親たちである。
年齢も、生活環境も職業も違う親たちは、真実の究明をよそに、我が子を庇護することに終始する。遺書を隠蔽しようとする親。しかし、遺書は複数投函されていた。時間と共にいじめの凄まじい真相が暴かれていく。怒号が飛び交う会議室。そこには、子供たちのいじめを通して、それぞれの親たちの“顔”が浮き彫りになる。
解説◆
青森県の現役教師であり、また劇団「渡辺源四郎商店」主宰者でもある畑澤聖悟氏が昴ザ・サードステージ公演に書き下ろし、青年座の黒岩亮氏に演出を依頼して、2008年2月に初演。“自己保身、責任逃れに走る「親の顔」は現代社会を浮き彫りにしている”など、高い評価を受け2009年4月に劇団昴本公演として再演されました。