| 888『AKURO』 | TSミュージカルファンデーション | ||||
| 『AKURO 悪路』は、強者の正義によってかたちづくられていく歴史の中、「悪路王」と呼ばれた東北の歴史に名高いアテルイと共に、人間としての誇りを持ち生き抜いた蝦夷たちの姿に光を当てた人気作です。 | |||||
![]() | 作 ◆大谷 美智浩 訳 ◆ 脚色◆ 演出◆謝 珠栄 出演◆ ・(未定) ・ ・ | ||||
| 【あらすじ】 大和朝廷が平安京へ遷都して間もない延暦21年。朝廷による討伐に抵抗し続け、「悪路王」と恐れられていた陸奥(みちのく)の蝦夷(えみし)の長・アテルイが、ついに征夷大将軍・坂上田村麻呂に降伏、斬首される。 迎えた延暦23年。平定した蝦夷を監督するため、都から若き軍人・安倍高麿(あべのたかまろ)が胆沢城(いさわじょう)に赴任してくる。 そこで敬愛する大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえたむらまろ)より、蝦夷の隠れ里「鉄の谷」探索の極秘指令を受ける。やがて、高麿の前に現れる謎の若者。その若者の導きで高麿が目にしたものは… 大和による侵略で無惨なまでに虐げられ続けた蝦夷が語る衝撃的な真実だった。 高麿はこれまで自分が信じて疑わなかった勧善懲悪の歴史と、真実のそれとには、恐ろしいほどの隔たりがあることに気づく。ついには大和と蝦夷が共に手を取って暮らせる未来のために立ち上がろうとする彼らに、希望の光は射し込むのか? | |||||
【解説】 大和朝廷はなぜ蝦夷を討たなければならなかったのか。それは民衆を「情報操作」する為にわかりやすい「悪役」が必要だったからではないか、という視点で物語は書かれています。この構図は現代まで歴史の要所要所に必ず顔を出す構図です。伝えられる書物などで描かれている史実は事実なのか?溢れる情報に惑わされていないのか? 鬼と呼ばれ、悪役にされている人たちの叫びは、人間としての誇りを奪わないで欲しいという訴えであったのではないかと思うのです。情報に泳がされている世の中の人々に警鐘を鳴らすべく舞台は創られました。幻想的な踊りから迫力ある殺陣場面まで、熱気溢れる古代の人々の思いを演じ、多くの方より賞賛を頂いた作品です。 | |||||