| 888『赤シャツ』 | 劇団青年座 | ||||
| 「よしよし、赤シャツ君よ、僕の芝居であんたをグッと男にしてやろうじゃないか」(マキノノゾミ談) 小説『坊っちゃん』を読んで舞台『赤シャツ』観れば楽しさ10倍! | |||||
![]() | 作 ◆マキノノゾミ 訳 ◆ 脚色◆ 演出◆宮田 慶子 出演◆横堀 悦夫 野々村 のん 今井 和子 大家 仁志 高 義治 小豆畑 雅一 他 | ||||
| 【あらすじ】 時は、今から約100年前、日露戦争勝利に沸く明治38年。所は、四国辺のとある城下町。中学校教頭の赤シャツは、帝国大学卒業の文学士。月に一回は同僚と文学研究会「ミューズの会」を催す。洒落た洋館の書斎には自慢の最新式蓄音機。輸入物のウィスキーとパイプ。そして何といっても当時流行していた赤シャツ。どこから見ても、流行の先端をいく紳士の見本のような彼は、城下町でも一目置かれる存在。しかしそれはこの日の「ミューズの会」がとり行われるまでの事。ほんの些細な行き違いから、誤解は誤解を、事件は事件を呼び、噂は町中に。下女のウシや芸者小鈴を巻き込んで迷走する赤シャツの運命はいかに…。 | |||||
【解説】 誰もが知る名作、夏目漱石の小説『坊っちゃん』が舞台になりました。しかしこの舞台には、山嵐、野だいこ、うらなり、マドンナ、狸、赤シャツなど、お馴染みの人物は登場しますが、肝心の坊っちゃんは登場しません。そればかりか、主人公はあの赤シャツなのです。「坊っちゃん」の一人称で書かれた小説を「赤シャツ」の視点から見たらどうなるのか、というマキノノゾミ氏の知的な企みから生まれた作品です。次々に起こる事件や誤解に対して“角がたたないように”と、人間関係に気を使って悩み続ける赤シャツ。100年後の今を生きる現代人へのメッセージです。 | |||||