888『おしるし』 泣vリエール
 少し疲れてしまった大人の皆さんや、生きる意味を見失った若者たちに思い出していただきたい。生きているだけでも価値があり、健康なだけでも奇跡なのです!
作 ◆田村 孝裕(ONEOR8)
訳 ◆
脚色◆
演出◆田村 孝裕(ONEOR8)
出演◆重田 千穂子(イイジマルーム)
   井之上 隆志(ケイファクトリー)
   小林 美江(エンパシィ)
   上脇 結友(ケイファクトリー)
江原 里実(エンパシィ)
恩田 隆一(ONEOR8)
加藤 亜矢子

【あらすじ】
 院長夫人が経営する、レディースクリニック。イケメンのインフトラクターによるヨガ教室や、専属シェフが作る料理などが評判の今時な医院は、地元の口こみで結構な任期である。幸せ一色に見える産婦人科だが、実は様々な事情を抱えた人たちが次々とやってくる。しかも事情を抱えているのは、妊婦だけとは限らない。
 慢性的な忙しさのためか、すっかり関係も冷え切った院長夫婦のもとへ、久しぶりに姉が訪ねてくる。49歳で独身の姉が「妊娠したの、よろしくね」とひと言。
 相手は誰だ? ホントに産む気? うちで産むの? 戸惑いながらも、そこは家族。何とか無事に新しい命を誕生させるべく、一致団結。
 果たして赤ちゃんは無事に生まれるのか。請われかけた家族は再生するのか。
母親のお腹から生まれた全ての方へお届けしたい。命のメッセージ…。

【解説】
 少子化が問題となっている昨今、産婦人科や小児科も減少を続け、都会からは公園すら消えていっています。でもそれはニュースの中の情報であり、連日あちこちの分娩室では医師も助産婦も、そして妊婦も、皆目の前のことに精一杯で、社会問題などに構ってはいられません。手を握り、祈り、汗をかき、力をこめて、新たな生命を産み出すのです。
 天使の笑顔とは程遠くなってしまった大人の方々に、生きる意味が分からない若者たちに、この作品を見ていただきたいと思います。生命の誕生そのものが充分素晴らしくて意味のあることだと、思い出していただきたいと思います。

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