888『明日を紡ぐ娘たち』 東京演劇アンサンブル
 集団の中でこそ、人は変わっていける。
 サークル運動の原点が、ここにある。
 長野県・伊那谷の娘たちと東京演劇アンサンブルによる創作戯曲。
作 ◆広渡 常敏(『生活を記録する会』による集団創作)
訳 ◆
脚色◆
演出◆公家 義徳
出演◆
・原口 久美子
・清水 優華
・桑原 睦
・大多和 民樹
・松下 重人
・折林 悠
・樋口 祐歌
・ささき 未知
・尾崎 太郎
/ほか
【あらすじ】
 夏祭りの夜、紡績工場で働く若い娘たちは文集を作っていた。テーマは「わたしの村」。伊那谷の貧村から学校に上がれずに就職してきた娘たちが、リーダーの今井とともに組合のなかにつづり方のサークルをつくって自分のことを書き、話しながら仲間を作っているのだ。娘たちの多くは今井に惹かれ、でも打ち明けられずにいた。そんな中サークルの仲間同士の恋愛が発覚し、娘たちの間に波紋が起こる。

【解説】
 1957年初演。四日市の紡績工場の「生活を記録する会」に取材して広渡常敏がまとめた集団創作。「蟹工船」が脚光を浴びる今、人がバラバラに点在している今、「あたり前のことがあたり前に」とおらない社会を発見し、自分たちを搾取している状況を発見し、仲間をつくって一歩ずつ踏み込んでいく娘たちの生きかたを、今の世にもう一度問いかけ、私たち自身がどのような社会を望むのかをともに考えたい作品として、市民劇場に提出します。

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